200時間メソッド

完全ガイド

大人になってから友だちをつくる方法

15歳のころより難しい。そしてそれはあなたのせいではありません。その理由と、本当の輪を築き直す具体的な4ステップの方法をお伝えします。

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著者:Jérémy(200時間メソッドの制作者)

要点:大人になってから友だちをつくれるかは、性格ではなく方法で決まります。研究者ジェフリー・ホール(2019年)はその労力を数字にしました。気軽な友人には共に過ごす時間が約50時間、親しい友人には約200時間です。進むべき道は4つのてこにまとめられます。すでに持っている絆から始めること、くり返し会える場所を選ぶこと、思いきって最初の一声をかけること、そしてその出会いを規則的な習慣に変えることです。

大人になってから友だちをつくる方法を探しているなら、まず一つの誤った考えを手放しましょう──ほかの人は自然にできていて、自分には何かが足りない、という考えです。それは誤りで、研究もそれをはっきり示しています。大人の友情はカリスマ性の問題ではありません。方法の問題であり、方法は学べます。

なぜ大人になると友だちづくりは難しいのか

10代のころは、何も計画しなくても、同じ場所で毎日同じ人に会っていました。研究者はこれを「近接性(プロピンキティ)」と呼びます。単純な近さがくり返されるだけで、絆は生まれるのです。学校や大学は、その近さを無料で与えてくれました。

やがて大人の生活が訪れ、それらの条件を一つひとつ取り壊しました──引っ越し、ばらばらの予定、夜を奪う仕事、子どもができて姿を消した友人。その結果、孤独を感じているのはあなただけではありません。むしろまったく逆です(孤独の数字はこちらで見ています)。あなたのせいではなく、時代のせいです。

うれしい知らせ:友情は「時間」の問題

カンザス大学の研究者ジェフリー・ホールは、それを数字にしました(研究「How many hours does it take to make a friend?」、Journal of Social and Personal Relationships、2019年)。知り合いを気軽な友人に変えるには、共に過ごす時間が約50時間、親しい友人には約200時間かかります。言いかえれば、友情は一部の人だけの贈り物ではなく「距離」なのです。そして距離は測れ、一時間ずつ越えていけます。

この視点の転換は、心を軽くしてくれます。別の誰かになる必要はありません。正しい人と、正しいやり方で、時間を積み重ねればいいのです。これからまさにそれを、以下で組み立てていきます。

大人の友情を動かす4つのてこ

輪を築き直せるかは、運でもカリスマでもなく、意図して動かせる4つの「てこ」で決まります。まずは何に働きかけるかを大づかみに。完全な方法では、具体的な動きと適切な言葉とともに、ひとつずつ詳しく扱います。

1. すでに持っているものから始める

孤独な人のほとんどは、何もないところから始めると思い込んでいます。それはほぼ例外なく誤りです。あなたの周りには、すでに「見知った顔」(感じのいい同僚、ご近所さん、教室で一緒の人)や「眠っている」友情(けんかもなく、ただ会わなくなっただけの好きだった人たち)がいます。距離はすでに一部越えています──それを見て取れるなら。

2. 正しい「フィールド」を選ぶ

人と出会う機会がすべて同じ価値とは限りません。友情で効くのは、すれ違う人数ではなく、くり返しです。大切なのは、ちょうどよい条件がおのずとそろう場所を見極めること(人と出会う場所もご覧ください)。

3. 思いきって最初の一声をかける

氷を割るのは演技ではありません。何を狙えばいいか分かれば、思うよりずっと簡単です。その考えで体がこわばっても、それは普通のこと(内気な人が友だちをつくる方法をご覧ください)。

4. 出会いを続く絆に変える

これはほとんど誰も踏み出せない一歩で、それでも友情を生むのはこれです。「すれ違う」から「会う」へ移ること。絆を長続きさせるのは、いくつかのシンプルな原則ですが、ちょうどよいタイミングとペースで使う必要があります。

友だちをつくるのにどれくらいかかる?

平均すると、気軽な友人で約50時間、親しい友人で約200時間を、数か月かけて見込みます。多く聞こえますが、見方を変えましょう。週に一度、一時間の集まりだけで、年に50時間を超えます。規則性があなたの代わりに働いてくれます。どのみちこの時間は過ごすのです。唯一の問いは、それが誰に近づけてくれるか、です。

さらに深めるには

これで土台は分かりました──大人になると難しい理由と、働きかけるべき4つのてこ。残るのはいちばん大切なこと、あれこれ手を広げず、一歩ずつ実行に移すことです。それこそが「200時間メソッド」の役割です。週に一つ、全6モジュールが、これらのてこを具体的な動きへ、そして一度に一つの行動へと変えていきます。

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